めぐりめぐる旅行記

博物館や美術館、旅行へ行ったり写真を撮ったりするブログです。

6/27 若狭旅行:年縞博物館、若狭三方縄文博物館(1/3)

 

西日本は、だいぶ新型コロナウィルスも落ち着いてきましたね。

私の住んでいるところは、もはや危機感全くないのでコロナ明け旅行へ行ってきました!

 

第一弾は、ずっと考えていた三方五湖へ行きました。

なぜ三方五湖かというと、以前福井へ行ったとき開館予定だった年縞博物館へずーっと行ってみたかったからです!

人気ない所から人気ない所へ移動する分には問題ないかなって思いもあったのでこれを機に!ってことで行ってまいりました。

 

計画としては、三方駅に到着後レンタサイクルで湖をぐるーーっと一周するつもりでした。その間に博物館見て湖楽しんで写真もたくさん撮る!みたいな感じです。

ええ、そのつもりでしたとも。またもやあまり下調べせずに行ったのでグダグダ旅行でした。

 

では、三方駅に着いたところから行ってみましょー!

f:id:winered_sky:20200705012529j:plain

 

まずは駅で借りられると思っていたレンタサイクル。

ダメでした。平日のみ!ネットには曜日なんて書いてなかったのに!

それくらい電話しておけよ、という話なんですが……。

 

仕方なく年縞博物館まで徒歩で行きました。

道の駅では、休日も貸し出している確証もありましたしね。

最近はステイホームで歩いていなかったし無風と湿気で大変でした。

 

三方駅からは徒歩20分くらいでしょうか。

住宅街を抜けていくので少し迷ってグーグル先生のお世話になりました。

 

はす川沿いに歩いていくとこんな風景に出会えます。

f:id:winered_sky:20200705215849j:plain

裏から見るとこんな感じ

紫陽花はこの時期綺麗でいいですよね。

 

福島県年縞博物館

というわけで年縞博物館へ着きました!

f:id:winered_sky:20200705220115j:plain
f:id:winered_sky:20200705220109j:plain
二方向からの写真

なんかちょっとおしゃれな感じですよね。

この博物館は、2018年に開館した新しい博物館ですからね。綺麗なのも当然です。

詳細は下のリンクで読んでほしいですが、近くにある三方五湖の内、水月湖の湖底に眠る自然の年表を展示している施設なのです。

ロマンあふれますよね。福井に丸岡城やら一乗谷やらを見にに行った時に開館予定でいつか行ってみたいと思っていたんですよ!

f:id:winered_sky:20200705220511j:plain

パンフレットくんはこちら

 

中はあまり広くないので、写真撮ってないです。

f:id:winered_sky:20200705221028j:plain
f:id:winered_sky:20200705221032j:plain
中にあるもの

とりあえずはこの二つだけ。

左側は謎のマスコットキャラですが、右は実際の年縞です。

 

中に入ると、まずは年縞の説明を映像で見ることが出来ます。

その後は二階に上がって実際の年縞や年縞に沿ってイベントをネットで見ることが出来たり、年縞の成り立ちや世界の様々な年縞の説明を見ることが出来ます。

 

上の右の写真にQRコードがついていると思いますが、これを読み取ってその年に起こったことの説明を受けることが出来ます。

普段は音声案内があるらしいのですが、コロナの感染防止で中止しています。

この説明なんですけど、ひとつに対してひとつの説明しか用意されてなくて全部読むためには全部読み込まないといけなくて途中でやめてしまいました。

ひとつで全部に繋がるようにして欲しいです。

 

この年縞ステンドグラスを見る際、学芸員の方が丁寧に説明してくださって、いろんな質問に答えてくれました。

人が少なかったのもあると思いますが、よくある質問は印刷資料まで用意してくださっていて楽しかったです。

 

それで上の写真右側のこの年縞なんですけど、

顕微鏡とX線とC14の3つで正確さを維持しているそうです。

2万年前くらいまで推定誤差100年以内ですよ。信じられない。

顕微鏡というのもまた信じられないですが……。

寒冷期だと縞が濃かったり、噴火の跡が見えたり虫が居たりして見るものとしても面白かったです。

 

水月湖というのは、

海とも川とも直接つながっていなくて

山に囲まれて風の影響が少なく

断層のせいで地盤が沈降している。

あと深いからそこに生物がいない。

この4つくらいの影響で1年にひとつの縞が約7万年も維持されてきたんですって!本当に面白かったです。

 

一応写真撮っていいとのことだったので載せます。

f:id:winered_sky:20200705223031j:plain

こういった風に細かくわかるみたいですよ。ほんとすげぇ。
下のラインは、グリーンランドの氷の年縞です。

 

モンゴル古の湖・エジプトカルーン湖・イスラエル死海等々いろいろなところに年縞はあるそうですよ。

ぜひ自分の目で確かめに行ってください。

 

 

・若狭三方縄文博物館

f:id:winered_sky:20200705224515j:plain
f:id:winered_sky:20200705224522j:plain
外観と入口

f:id:winered_sky:20200705232125j:plain

パンフレットら

続いては、こちらの博物館!

年縞博物館の向かいにある博物館です。

三方には鳥浜貝塚というところがあって縄文時代の遺物が多く発掘されているそうです。

 

中は写真撮ってはいけなかったので、こちらも説明だけです。

と言ってもなかなか文では説明しづらいので少しだけ。

鳥浜の人たちは、三方の湖でフナを取って食べたり、海に出てはクジラやイルカも食べていたそうです。

あとはエゴマやシソ、ヒョウタンやアサなどの植物を栽培していて上も運時代の常識をひっくり返したそうな。

 

中には企画展示として「三方石観世音の御手足ー御手足型に込めた祈りの習俗ー」をやっていました。

いろいろな手足形があって興味深かったです。

関節が動く形があって特に膝が痛いことのアピールなのかと思ったり、木や枝の股を利用して指や肘に見立てたものもあって面白かったです。

こちらは8/31までなので興味のある方はぜひ。

 

 

この後は、道の駅に行って少しお土産を買ってきました。

鳴門で買ったワカメが切れそうだったのでここでもワカメを買いました。

あとは地元っぽいふりかけと葛餅(これめっちゃおいしかった)とご当地サイダーもどき。

f:id:winered_sky:20200705231051j:plain

かき氷のシロップ飲んでる感じでした。

 

とりあえず3分の1は終了です。

次回は、この後三方五湖へ行ったのでその振り返りです。

以上。