めぐりめぐる旅行記

博物館や美術館、旅行へ行ったり写真を撮ったりするブログです。

2/8-9 洲本温泉・渦潮・大塚国際美術館

 

GW中に溜まっていた分書こうと思って、全く書いていなかったものです。

今回は、淡路・徳島旅行について書きたいと思います。

 

メインは、何と言っても大塚国際美術館

職場の同僚の人がここ行きたいんだよねーっと言っていたのでお先にじゃあ行ってくるわ、と行かせてもらいました!

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大塚国際美術館は、ひとまず置いておいて時系列ごとに旅行を振り返りたいと思います。

 

 

・ひとまず、余呉

この日は、朝始発で淡路島へと向かうつもりだったのですが、前日先輩と飲んでいてノリと勢いで未明から余呉湖へとワカサギ釣りへ向かいました。

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今思えば前日に飲んでいたのがすべての間違いの始まりでしたね。

朝から雨やら雹やら雪やらに打たれながらまさかの一匹も釣れない奇跡の日でした。暖冬だったのでまぁしょうがないですね。

遊漁船の中でクイズバトルしたり、おばさんにコーヒー貰ったり、焚き火当たりながら話したり楽しかったです。

釣りの思い出はないです。

 

近くの観光案内所でお昼を食べました。ワカサギの天ぷらは身に沁みましたね。

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それと金太郎鍋を食べました。要はクマ鍋です。

お肉トロトロでおいしかったです。キムチじゃなくて次は味噌で食べたいですね。

 

郷土食材の打ち豆をお土産に買いました。

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余呉の郷土料理、お講汁

「打ち豆」というのは初めて聞いたので買ってみました。

色見は悪いですけど、お講汁もどきです。打ち豆はかなり大豆でした。

甘くておいしいお汁でした。皆さん余呉へ寄った際は買ってみては。

 

 

・目的地、洲本

余呉駅から本日の目的地、洲本温泉へ出発!

先輩方は引き続き琵琶湖でバス釣りへ向かいました。

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おそらくこの景色は二度と見ることはない

 

ここから三宮まで新快速で行き、そこから高速バスで洲本BCへ。

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はい!すでに夜です。

本当は、始発で行くつもりだったんで淡路島観光するつもりだったんです。洲本城とか神話の舞台とか兵庫側の渦潮とかたくさん調べていったんですけどね……。まぁ楽しかったので良いのですが。

 

今回は少し不思議なお宿

(島海月:https://www.kaigetsu.jp/)に泊まりました。

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島海月様のコンドミニアム

コンドミニアムです!アパートを改装して泊れるようにしたそうですよ。

一人だったので寒かったですが、広くてまぁそれなりに快適でした。

ここキッチンもついてるので地元の食材買って料理するのがとっても楽しみだったんです。着くの遅すぎたので諦めました。

 

温泉はアルカリ性単純温泉みたいです。

感想は……もう全く覚えてないので無しで。ほぼ温泉メインみたいな記録んので情けない限りです。

 

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マルヨシで買ったご飯たち

地元のスーパーで買い物すると言うことだけは叶えました。

何というか、どこでも売ってそうですけど。

どれもおいしかったですが、ホタルイカは特にめっちゃくちゃおいしかったです!たぶん新鮮!

 

次の日は鳴門まで行く予定だったのですが、洲本BCから鳴門へは7:05のバスしかなかったので早めに就寝しました。

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洲本港の朝焼けと牛乳

洲本港の朝はきれいで、車でもう一度淡路観光へと必ず来ると意思を固くさせてくれました。

あと淡路島牛乳飲みました。すっきりして飲みやすかったです。

 

・大本命、鳴門

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大鳴門橋と朝日

7:41鳴門公園口に到着です。もちろんほとんど人はいないのでとても自由に観光できました。

この日はとても風が強くてバスもあおられてて怖かったです。

 

個々の朝焼けと橋と海流がとっても幻想的で感動しました。

朝なので数分で景色が移り変わるのもその要因だったのかもしれませんね。

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いろんな角度からの大鳴門橋

見晴台はなかなかの高さで怖かったです!

でも景色良くてとっても感動しました。

 

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海岸に落ちていた眼鏡

ちょっと面白かったので撮影しました。

遠くの誰かは困らなかったのでしょうかね。

 

観光中の新婚さん?と話したり開きたてのお土産を眺めてまだまだふらふらしていても最終目的地の大塚国際美術館は開きません。

とりあえず渦潮の遊覧船の案内所へ

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セグロセキレイさんが案内してくれました。画質最悪ですいません。

 

チケットは、事前には買えませんでした。前の便が出たら買えるようです。

受付の方に見頃かつ混み過ぎない時間帯を聞いてその時間に戻ってくることを決意して大塚国際美術館へ!

そろそろ開館30分前です。

 

 

・いざ、大塚国際美術館

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表玄関

最初と同じ写真ですが、鳴門公園から道なりに歩いていくと

綺麗な景色を見ながら歩いていけますし、なかなかおすすめです。

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後ろから見た全景

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パンフレットたち

 

まぁというわけで大本命、大塚国際美術館へとやっと到着したわけです。

o-museum.or.jp

アクセスはどこから行くかにもよりますが、四国の端っこにあります。

大阪や三宮から直通高速バスが出ています。このバスは比較的安めですね。

入場料は3,300円と高めですが、ひとたび中に入ればそんなことは気になりません。

 

大塚製薬でおなじみ大塚グループの記念事業として設立したこの美術館です。

コンセプトとしては、ここを参照してください。

 

ここからは構成や展示に対する感想になります。

まず理念やコンセプトについてですが、

陶板に名画を焼成することによって恒久的な資料の保存とするのは、素晴らしいアイデアだと思います。

また、環境展示と称してシスティーナ礼拝堂等の建物内部(ものによっては外観から)をすべて再現するというのはとてつもないアイデアだと思いました。

環境展示に関しては足を踏み入れた時、身震いさえしました。

 

ただ、展示としては、

陶板の弱点として光の反射が残念でした。

ライトの位置等でどうにか出来なかったのでしょうか。

私の身長がいけないのかもしれませんが、黒を基調とする作品はもちろんの事、その他も反射するものが多く、特に大きな作品はしゃがんだり角度を変えたりして全景を眺めなければいけませんでした。

 

また、シリーズを網羅していないものも多かったです。

絵は詳しくないので有名どころですが、「貴婦人と一角獣」などはせっかくなら6枚すべてを展示してほしかったです。

貴婦人と一角獣は別としても、現実には遠くに展示されているシリーズが、一堂に会せるのはこういう展示ならではないでしょうか。

コンセプトとしてはとっつきやすくても、より深く踏み込んだ楽しみは少し薄いような気がしました。

 

ただ、ゴヤの家は面白いと思いました。

なかなか絵をきちんと知らないと作家の時代背景や年表、生活空間を知るようなことはないですからとても助けになりました。

もっと踏み込んでも面白いと思います。

 

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ちなみにこれが陶板の作り方だそうです。

当たり前ですが手間も暇もお金もかかってそうですよね。

何と言っても結局手が入っている。これであの美しさが再現されているのですね。

 

そして中の紹介ですが、美術品なのであまり説明はいりませんよね。

詳しくは自分の目で見て確かめてください。

私は、間に1.5時間ほど渦潮を鑑賞を挟んだとは言え、開館から閉館まで滞在しました。すべての作品をじっくり見たわけではないですし、途中から長くて疲れてきたりもしました。

じっくり鑑賞したいのならば半日ずつがいいと思います。

 

なかはこんな感じでした。

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システィーナ礼拝堂の前後

よく見る奴。物語があるらしい。下は歌舞伎の準備してた。

 

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スクロヴェーニ礼拝堂

青がよかった。一番きれいだった。

 

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壺等をスクロール状に転写したもの

考えが楽しい。ただ壺作らないのがいいよね。

 

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最後の審判

最後の審判。妄想もはかどる。

 

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モネの大睡蓮、環境展示

時期によっては、周りに睡蓮が咲いて素晴らしいんだと思います。

 

特に良いと思ったのはこんな感じ。

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当日のお昼

当日はレストランでお昼を頂きました。

すだちのリキュールは、食前酒としてとてもおいしかったです。

ワインが得意ならワイン飲んだんですけどね…。

 

 

・そして、鳴門の渦潮

実際は、お昼前11時頃に見に行きました。

受付の人が教えてくれた見頃の時間にきちんと行きましたよ。

www.uzusio.com

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乗った遊覧船
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あんまり大きな渦は見られませんでしたが、ちっちゃい渦はたくさん見ました!

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これ海に段差出来てるんですよ!すごくないですか。

めっちゃ感動しました。

 

何より操舵手の操縦の腕もすごいと思いました。

見るからに流れ早いし渦も巻いてるし舩も回ってるしなんでほぼ同じ場所に留まっていられるのか!すごかったです。

いや渦潮も大満足でしたよ。

 

次は「渦の道」へ!

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www.uzunomichi.jp

ここは、大鳴門橋の下を渦の真上まで歩ける施設です。

ひとつ言っておきたいこととしては、高所恐怖症の人は行くべきでない!ということです。

 

私はよく知らずに一人で入り、三歩目くらいからずーーーっと最後まで後悔してました。

手すりの汚れで手が真っ黒になりました。ずっと来なきゃよかったとかなんでみんな大丈夫なのとか横が網で風が怖いんだけどとかぶつぶつつぶやいてました。トラック通るたびに足を止めてました。

最後は馴れてきましたが、腰を少し落としてお尻に力入れてて手とか足とかに汗をかいて歩いたのは変わりないです。

本当に気を付けてください。

 

なかはそういうことを抜きにすれば楽しかったです。

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ガラス張りのところとかあります。子どもが無邪気に跳ねます。

意味わかりません。少し離れて写真撮りました。

綺麗だったので行ってよかったとの感想は崩れません。

ええ崩れませんとも。

二枚目とか岡本芳樹さんの絵みたいじゃないですか?良いよね。

ほんとに毎秒景色が変わるので、感動の連続です。

風も吹くし上は車も通るので恐怖も連続です。

上からだと渦も見えやすいので、かなり綺麗ですよ?恐怖も忘れます。

あれで何も見えない時間に行ったら失禁してましたね。ちなみにトイレはあります。

とにかくこれから行くなら楽しんでいってください。

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パンフレットたち

 

そんなこんなで大体終わりですかね。

淡路四国上陸は初めてだったので、足早に終わってしまって少し残念です。また、車ないしもっと内陸の観光に行きたいと思います。

入り口だけですがとてもいい所でした。

 

最後に買ったお土産たちをば。

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お土産's

糸わかめはまだ現役です。お味噌汁の具として使ってます。普通の乾燥わかめよりは風味がいいので、また行くことあったら買います。

阿波晩茶は、一度お湯で出したらちょっと癖が強かったので水出しで飲みました。すっきりして臭みが風味として生きてきて爽やかにおいしかったです。普通には飲めなくてごめんなさい。

生節はお土産用のつまみに取って置いていたので実はまだ食べてません。賞味期限切れそうなので近日食べます。サラダに入れるとおいしいらしいです。

 

また四国には上陸したいと思います。

以上!