大哺乳類展2
今回は、国立科学博物館の特別展(https://mammal-2.jp/)
「大哺乳類展2 〜みんなの生き残り作戦〜」と
企画展「天皇陛下の御研究と皇居の生き物たち」へ行ってきました!
特別展は21日からで早めに行ったからか春休みにしては空いてました。
しかし特別展の一般正規料金初めて払いました。
今までパートナーシップで安くてめちゃくちゃ行ってたので少しだけほんの少しだけ足が遠のきそうです…たぶん。
前回の大哺乳類展は、たぶん行ったと思うんですけど全く記憶にないので楽しみでした!
生き残り作戦とのことでどんなテーマなのかな、と思って入ったところ…
ゾウがお出迎えです。
そしてZone1がいきなり歩き方か!
ニッチです…。でも面白かったです。
蹄行性・指行性・蹠行性は聞いたことあったけどクマが蹠行性とは知りませんでした。
骨格見比べてどこが踵とか見るのが楽しいです。
特にカバの歩き方(キャンター、駈歩)がめちゃかわでした。ぜひ映像みてください!
後は歩き方が図で書いてあったんですが、やっぱり判りづらくてキャプションの前で足あげたりしてました(笑
結局よくわからなかった…。全部映像欲しいです。
後、ハリモグラの骨格模型があってあんなに大きいのかと思いました。
アルマジロがつま先で歩いてるとか可愛かったです。
Zone2は、移動方法でした。
チーターの走り方が詳しく解説されてて背骨の動き、しなり具合?が魅力的でした。
背骨の動きは、トラでも映像でありました。
トラは本当にぐにゃぐにゃ動いていてエロめでした。ネコ科でもニッチで違うんですね。
たしかにあれだけ動くと速度は出なさそうです。
基本的にネコ科がしなやかで瞬発力、イヌ科が固めで長距離みたいですね。
ブラックバックの跳躍も美しかったです。
Zone3ではとにかくたくさんの哺乳類の剥製や
かわいいカモノハシや
偶蹄目の繁栄を見られました。
毛皮に触れたのもよかったです。
アザラシは柔らかくてフッカフカでした。
Zone4は頭骨がたくさん並んでます。
多くの歯を見比べられるのが新鮮でした。
キュウケツコウモリの発達した切歯と退化した臼歯を観察したり
アリクイの歯無しを見ました。
ちゃんと他にも草食や肉食、魚食のイルカ等々たくさんいました。
Zone5は産む・育てる。
陰茎や子宮、胎盤を見られました。
陰茎骨とか一瞬で射精出来る線維弾性型陰茎?とか陰茎にもたくさん種類があるのにびっくりしました!
勃起すると抜けなくなる陰茎とか進化の方向としてどうなんですかね…。
子宮はなんかで勉強してたので知ってること多かったですが、胎盤にもいくつか種類があるのがよく考えたら当たり前ですけど驚きました。
70〜100も胎盤が出来る生き物がいるのが驚きです。
第2会場では、由比ヶ浜に漂着したシロナガスクジラの記録。絵。がありました。
シロナガスクジラ、生まれたてだったんですね。生まれたては死にやすいとは言え、少しかわいそうになります…。
「天皇陛下の御研究と皇居の生き物たち」では、皇居の生き物、特に昆虫標本が展示されてました。
研究も紹介されていて、皇居のタヌキは他の都会のタヌキと違う遺伝グループだったというのが印象的でした。
5年も溜め糞調べ続けるなんて根性ですね。
しかし糞の中の植物質とか昆虫とかはどうやって調べたんでしょう?メタゲノム?
感想としてはこんな感じですかね…。
大哺乳類展は前半、ライトの指向性が低くて目に入ってめちゃくちゃ眩しかったです。
仕方ないのかわざとなのかは判りませんが、とりあえずキャプションは程よい明るさで読みやすかったです。会場の暗さも展示方法も良かったです。
ただ、食べるゾーンとかもっと詳しい食性とか分類ごとの解説が欲しかったです。
触れる展示は最近はマストですね。最終的に毛皮は剥げるのでしょう…いい方法はないのでしょうか。
とにかく全体的に楽しく見られました!
復活したシアター36〇もJAMSTEC作品が追加され、たぶん映像良くなってました。
ありがとうございます。
以上。