国立劇場
今回は旅行でも博物館でもないですが、歌舞伎を見てきました!
最近、毎年この時期に知り合いから安くチケットを手に入れて見に行ってて
席がどこ当たるか自分ではわからないんですよね。
それで、なんと!今日は花道の真横でした!!!
左側なので少し見にくいところはありましたけど花道通るところが間近で見られて大感激です!!
ここら辺からですね。
この緞帳も四季の植物でとても綺麗でした。
中村吉右衛門演ずる石川五右衛門の生涯をハイライトで追った作品でした。
正直、年に一度しか見にこないので全く歌舞伎詳しくはないんですけれど
舞台から音楽から好きなのでとても楽しかったです。
もともと和楽器を趣味でやっているので
BGMや長唄とかが劇と一緒に流れてるのがとても心地よいです。
長いので感想も特には書きづらいのですが、
石川五右衛門の鬼気迫る演技が花道の横という間近で見られてよかったです。
今回、あんまり五右衛門悪いことしてなくて人情味を深く掘り下げてる感じでした。
「芥川」五右衛門の生まれと次左衛門の侵した罪。
「壬生村」五右衛門に明かされる出生の真実。と再びの事件。
正直なところ、次左衛門は事故で人殺しすぎだと思いました。
あと五右衛門がなんで盗賊になったとかは一切無しでしたね。みんな知ってるのでしょうか…。
あと第二幕では、葛籠抜けの宙乗りがありました!
真上を飛んで行ったのが楽しかったです。
水瓶に映った五右衛門を久吉が目に留めるのはかっこよかったです。
第三幕と大詰めでは、五右衛門の倅と後妻の確執や家族愛が強く描かれてました。
五右衛門の盗賊が故の愛の深さがよく感じられました。
ただ初めて見る人としての感想は、場面が飛び飛びで分かりづらかったのと
年齢層が高すぎて、勢いと迫力が少し足りなかった、かなぁと思いました。
技はとてつもなくすごくて格好良かったのですが、如何せんみなさんお年を召してらっしゃるから…。それを見にきてるんですけども。
後は音楽が良かったですね…。
三味線の種類詳しくないからどれがどれとかわかんないんですけど音が違ったから3種類くらいは出てきたと思うんですよね…。
序幕の時の長唄?の三味線の音がめちゃくちゃ良かったです。
まぁ今度は歌舞伎座でなんか見に行きたいなと思います。お金ないですけど。
とにかくまとめると今回もかっこよかったです。
以上。